パスワード自動生成ツール
⚠️ セキュリティ警告: ここに文字列を指定すると、パスワードのランダム性が著しく低下し、強度が低下する可能性があります。
パスワード自動生成ツール
あなたのための「強くて」「使いやすい」パスワードを瞬時に生成します。
多くのWebサイトでは「大文字、小文字、数字、記号をすべて含めよ」と要求されますが、どの記号(@ なのか ( なのか [ なのか)が使えるかはサイトによってバラバラ。さらに「サイト名だけは入れて覚えたい」と思っても、それを満たすランダムなパスワードを作るのは面倒です。
このツールの使い方(特徴)
このツールには、他のジェネレーターにはないユニークな機能があります。
- 安全な記号のみ使用 パスワードに使用する記号は、多くのWebサイトで共通して許可されている安全な記号 (
!@#$%^&*-_.+=) のみに厳選しています。()や,<>のような、システム(プログラム)と競合して登録エラーになりがちな記号は最初から除外しているため、生成されたパスワードが「使えません」と弾かれる可能性を最小限に抑えます。 - 🍀 縁起の良い数字 (ラッキーナンバー) 機能 「どうせランダムな数字を入れるなら、縁起の良いものがいい」という日本的な発想を取り入れました。このチェックを入れると、以下の処理が行われます。
- 保証: パスワードに「3, 5, 7, 8」のいずれかを必ず含めます。
- 除外: 日本で不吉とされる「4 (死)」と「9 (苦)」を数字プールから除外します。
- 理由: 8 (末広がり), 7 (幸運), 5 (ご縁), 3 (繁栄・三方良し) など、それぞれの数字が持つ良い意味を理由として表示します。
- 絶対入れたい文字列 (任意) の固定挿入 「サイト名やサービス名だけは固定で入れたい」(例:
MySite)という場合、その文字列を入力します。このツールは、残りの文字数をランダムな文字列で生成し、あなたの指定した文字列をそのままの形(シャッフルせず)でランダムな位置に挿入します。
【最重要】お役立ち情報:パスワード強度と「文字列固定」の危険な関係
このツールの「絶対入れたい文字列」機能は非常に便利ですが、使い方を間違えるとパスワードの強度を著しく低下させます。 ここでは、その理由と「本当に強いパスワードとは何か」を解説します。
「強いパスワード」の正体は「エントロピー(予測困難性)」
多くの人は「記号や数字を混ぜた複雑なもの」を強いパスワードと呼びますが、半分間違いです。例えば P@ssw0rd! は、辞書にある Password を単純に置き換えただけ(リークスピーク)なので、攻撃者には一瞬で見破られます。
パスワードの強度は「エントロピー(ENTROPY)」という尺度で測られます。これは「どれだけ予測が困難か=ランダムか」を示す数値です。
- 弱いパスワード:
Password123- 辞書にある単語+予測しやすい数字。エントロピーは非常に低い。
- 最強のパスワード:
k!9pZ$rQxY7n- 12文字すべてが完全にランダム。辞書に頼れず、総当たり(ブルートフォース)攻撃しかありません。解読には天文学的な時間が必要です。
「文字列固定」機能が強度を下げる理由
ここで「絶対入れたい文字列」機能(例: MySite)を考えてみましょう。
あなたが12文字のパスワード k!5MySiteB_r を生成したとします。これは一見複雑ですが、攻撃者にとっては違います。
もしあなたが「パスワードにサイト名を仕込む癖がある」ことがバレていた場合、攻撃者は12文字すべてを総当たりする必要はありません。彼らは「(辞書にある単語=MySite)+(残りの6文字のランダム文字)」というパターンで攻撃します。
これにより、解読に必要な計算量が劇的に(何十億分の一以下に)減ってしまうのです。
この機能は、そのリスクを理解した上で、どうしても覚えたい「セキュリティ強度が中程度のサイト(例:個人のブログ、掲示板など)」でのみ使用を検討してください。 銀行や決済サービスでの使用は推奨されません。
「お役立ち情報」:最強の防衛策とは
パスワードを「覚える」という考え方自体が、現代のセキュリティリスクとなっています。以下の2つの対策こそが、WEBマスターや一般ユーザーが取るべき最も強力な防衛策です。
- パスワードマネージャーを使う(最重要) 「1Password」や「Bitwarden」、「ノートン パスワード マネージャー」などの専用ツールを導入してください。これを使えば、サイトごとに
k!9pZ$rQxY7nのような「人間には記憶不可能な最強のパスワード」を自動生成し、安全に保管・自動入力してくれます。これが現代のスタンダードです。 - 2段階認証 (2FA/MFA) を必ず有効にする パスワードがどれだけ強力でも、流出してしまえば終わりです。2段階認証(多要素認証)は、「パスワード(知識)」に加えて、「あなたのスマホに届くワンタイムコード(所有)」の2つが揃わないとログインできない仕組みです。 パスワードが万が一破られても、これさえ有効ならアカウントは守られます。 銀行やGoogle/Apple、SNSなど、対応しているサービスはすべて有効にしてください。