エントリーシートの書き方 研究課題・自己PR・長所短所・資格特技・志望動機


入社したら何がしたいか

自分に何ができるか、何をしたいのか整理ができていない。いい加減な記述もできないし、どうのように書いていいのかわからず、頭を悩ましているという学生が多い。

明確な目的意識をもっていることにこしたことはない。しかしながら、偏差値に左右され大学・学部選択をして入学した学生に求めるのは酷かもしれない。エントリーシートの記述には間に合わなくても、将来を見据える意識だけはもちたいものだ。

本音のところ、人事担当者は何を求めて質問しているのであろうか。ずばり、学生の生き方(自分軸)が知りたいのである。何をよりどころに発想し行動しているのか知りたいのである。

学生時代に寝食を忘れて取り組んだ研究があったとしても、それがビジネスに即通用するというものではない。研究のプロセスで何を感じ、どう向き合ってきたかがビジネスを進める中で生きてくる。求められているものは研究そのものよりも取り組み方である。まさに、その学生の生き方・考え方(自分軸)が求められていることになる。

関心事が他に移り、学業がおろそかになった学生はどうしたらいいだろうか。少なくとも企業研究を進める中で、社員の取り組みを見て(実際の話が聞けないまでも、ホームページなどで触れて)興味をもったものはあるはずである。なければ志望などしないはずだ。現場の業務を見て、どう触発され関心をもったか、「実務体験がないので自分にできるかどうかわからないがぜひ挑戦してみたい」と心の内を吐露することだ。


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就職情報誌元編集長。「人事担当者の心に届く自己表現」とは何かを指導。就職実践塾天ぷらの会を主宰。

黒住皓彦の著書
就職活動応援本【就活は自分を売り込む商談だ】
ダイヤモンド社
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